コリアンダーシードとじゃこの小松菜炒め

コリアンダーは最古のスパイスのひとつともいわれる歴史の古いハーブです。

葉、種子（果実）、根などすべて活用できる無駄のないお役立ち植物。

地中海沿岸が原産で、紀元前のギリシャ、エジプト、メソポタミアとヨーロッパから大陸をわたり、インド、東南アジア、中国、そして日本でも、世界中で親しまれています。

おかげでたくさんの呼び名があり、コリアンダー（英語）、パクチー（タイ語）、香菜（中国語）は同じ植物をさします。世界共通である学名ではCoriandrum sativum L.です。

種子と葉の香り成分は異なり、種子には主にモノテルペン類のd－リナロールが含まれます。d－リナロールは気分をアゲて元気にしてくれる香りです。（ちなみに同じリナロールでも、ｌ－リナロールはラベンダーやベルガモットに含まれ、逆に気分を落ち着かせてくれる香りです。）

葉の成分は主に、リナロールのほかピネンやデカナールなどいろいろと加わって複雑になります。おまけにカメムシが持っている成分も微量に含まれるとか。

種子は疲労回復や消化促進の効果があり、色んな料理に使えますので、ぜひお試しあれ！

＜＜レシピ　コリアンダーとじゃこの小松菜炒め　＞＞

【材料】

【手順】

　じゃこの塩味とスパイスだけで、味が決まるのでカンタンです♪

　写真のサンドイッチにする場合は、食パン２枚にマヨネーズorクリームチーズをつけてください。

口のなかでコリアンダーの香りがふわっと弾ける美味しいサンドイッチです。

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